■如何にアトピーの為にストレスを溜めないか
「アトピー性皮膚炎でない人」でさえ、「ストレス」のかかる環境に長くいると、「肌荒れ」「吹き出物」を起こしてしまいますから、それが「アトピー性皮膚炎のある人」であれば、「免疫力の低下」から、アトピー発症や、その重症化に繋がってしまうのは致し方ないのかもしれない、といった話が前項までの内容でした。
特に「心理的なストレス」は、その「イライラ」から皮膚を過敏にし、血圧の変化から体温を上昇させる事で、「汗」などの刺激がないにも関わらず、急な「痒み」を起こさせたり、炎症を起こさせたりもします。
「ストレス」の厄介な点は、自分自身には「ストレスが掛っている」自覚症状が無い点が挙げられますが、感情の起伏によって、「痒み」が出やすいと感じた時は「ストレス」が影響している事も疑ってみなくてはならないでしょう。
アトピー性皮膚炎は1度「痒み」が出て、掻いてしまうと、その部分が「過敏」な状態になり、仮に初めの「痒み」が「ストレス」によるものだったとしても、次からは、少しの「汗」によって「痒み」が出てしまうものです。何度か「掻く」うちに、無意識にその患部が気になり始め、さらに、新たな「ストレス」が発生する悪循環を招く事もあります。
ですから、はじめの「ストレス」を如何にして、発生させないか、その点がポイントになるのではないでしょうか。
ほど良いストレスとアトピー性皮膚炎 >
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